インハイ特集の記事一覧
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同級生部員ゼロの3年間 松山北・松岡龍司が1人だからこそ気付けた「柔道は団体競技」
2022.08.08柔道の全国高校総体(インターハイ)は8日、競技3日目が行われた。個人戦の男子100キロ超級に出場した松山北(愛媛)の松岡龍司(3年)は、同校でたった1人の3年生部員。3年間、ずっと同級生なしで練習を続けてきた。理想より1つ上の階級で出場し、初戦敗退だったが、高校最後の試合は悔いなく終わった。(取材・文:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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インハイ柔道、男子100kg級は新井道大が連覇達成 女子団体は今治明徳など3回戦進出
2022.08.08柔道の全国高校総体(インターハイ)は8日、愛媛県武道館で3日目が行われた。男子個人戦は81キロ級、90キロ級、100キロ級、100キロ超級がそれぞれ決勝まで行われ、優勝者が決定。また女子団体も2回戦まで行われた。
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「豪華客船の船長になる」 1か月も船上にいた石原太洋、先に叶えたインハイ出場の夢
2022.08.08柔道の全国高校総体(インターハイ)は7日、競技2日目が行われた。鹿児島水産(鹿児島)の選手として10年ぶりに出場した石原太洋(3年)は、個人戦の男子66キロ級で初戦敗退だったが、目標としていたインターハイを経験。高校では1か月にも及ぶ船上実習などもあり、他校に比べ練習時間も少ない。そんな中で掴んだ全国の舞台を終え、今後は「豪華客船の船長になる」という将来の夢に向かって邁進する。(取材・文:THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)
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開始早々の“喝”で覚醒 京都精華、悲願のインターハイ初優勝を呼び込んだ全員バスケ
2022.08.02全国高校総体(インターハイ)のバスケットボールは、1日に高松市総合体育館で最終日を迎え、女子決勝は京都精華学園(京都)が93-65で大阪薫英女学院(大阪)との“近畿勢対決”を制して初優勝を飾った。
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残り5秒で劇的な逆転3ポイント 福岡第一エース、優勝が懸かるプレーを後輩に託した理由
2022.08.02残り5秒で天国と地獄がひっくり返った。全国高校総体(インターハイ)バスケットボールは1日に高松市総合体育館で男女の決勝戦を行い、男子は福岡第一(福岡)が77-76で開志国際(新潟)を破り、3年ぶり4回目の優勝を飾った。
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守備の福岡第一か、攻撃の開志国際か インハイ男子バスケ決勝、両者警戒する展開は?
2022.08.01全国高校総体(インターハイ)バスケットボールは31日に高松市立体育館で準決勝を行い、男子は福岡第一(福岡)と開志国際(新潟)が決勝進出を決めた。決勝戦では、福岡第一が伝統的に得意としているハードなディフェンスに対し、開志国際の攻撃力がどこまで通じるかが一つのポイントになりそうだ。
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初V狙う京都精華と大阪薫英の近畿対決 女子バスケ決勝、注目は“主将”留学生を巡る攻防
2022.08.01全国高校総体(インターハイ)のバスケットボールは31日に高松市立体育館で準決勝を行い、女子は京都精華学園(京都)と大阪薫英女学院(大阪)が決勝進出を決め、近畿勢同士の顔合わせとなった。
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苦悩した前橋育英“10番”、13年ぶり優勝導く劇的弾 決勝前夜、仲間に伝えていた決意
2022.07.31これが10番の仕事だ! 試合終盤に決勝点を決めた小柄なストライカーは、カメラに向かって自身の背番号を強くアピールした。
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前橋育英、13年ぶりの優勝に王手 名将・山田監督が感謝した「夏の特別ルール」とは
2022.07.29名将が、否定的だった「夏の特別ルール」に感謝した。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は29日に準決勝を行い、前橋育英(群馬)はPK戦の末に前回準優勝の米子北(鳥取)を下して決勝進出を決めた。
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「超越」目指す大津、インハイ8強敗退 攻守の軸が悔やむ、近くて遠い「あと一歩」
2022.07.29全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は28日に準々決勝を行い、大津(熊本)は0-1で昌平(埼玉)に敗れた。前半に相手のFKをクリアしきれずにオウンゴール。後半は大津が猛攻を見せたが、スコアは動かなかった。山城朋大監督は「あと一歩でしたね。でも、そこは甘かったかなと思います。相手は私たちより1試合多く戦ってきている。いつもの調子ではないなと感じましたが、それでも粘り強く守って来た相手が一枚上でした」と悔しがった。
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34大会ぶり出場の湘南工大附、インターハイ8強で完敗 スタイルを貫いて見えた課題
2022.07.29激戦区を抜けた先に、突き詰めるべき課題が待っていた。全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は28日に準々決勝を行い、湘南工科大附属(神奈川)は0-3で前回準優勝の米子北(鳥取)に敗れた。前半、自陣でプレッシャーをかけられてミスしたところを仕留められて先制を許すと、前がかりになった背後をカウンターで突かれ、前半のうちに3失点。後半は主導権を握って押し込んだが、米子北の鉄壁のディフェンスを崩せず、なかなかシュートを打てないまま逃げ切られた。相手の良さが存分に発揮された試合で完敗を喫したが、湘南工科大附属の室井雅志監督は、取材対応エリアに現れると開口一番「ありがとうございました!」と負けたチームとは思えないくらい元気に挨拶をした。
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「見たことない」と監督も脱帽 矢板中央DF、驚異のロングスローで3戦連続ゴール演出
2022.07.27徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は26日に3回戦を行い、矢板中央(栃木)は東山(京都)を1-1でもつれ込んだPK戦の末に5-4で破り、初のベスト8進出を決めた。冬の全国高校サッカー選手権ではベスト4に進んだ実績を持つが、苦手としていた夏のインターハイでようやくベスト16の壁を超えた。
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FC東京内定のエース、昌平MF荒井が背負う重責 8強導く2発も「違いを見せないと…」
2022.07.27プロ入りが決まり、違いを見せなければいけないと意気込んだ肩から少し荷が下りた。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は26日に3回戦を行い、昌平(埼玉)が6-2で日章学園(宮崎)を破りベスト8入りを決めた。MF荒井悠汰(3年)は、来季のFC東京加入が内定しており、特別指定選手としてルヴァン杯に出場。この試合では、PKで先制点をマーク。一度は逆転を許す苦しい展開になったが、後半のクーリングブレイク(夏場の暑さを考慮し、飲水・休憩のため全員がベンチに下がる)が明けると、選手交代でギアを上げた昌平の攻撃陣が立て続けに5点を奪って逆転。荒井は後半31分に自身2点目をマークし、勝利に貢献した。
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J内定&プロ注目の神村学園コンビ、初戦敗退に涙 最後の選手権へ「死に物狂いになる」
2022.07.26注目コンビの夏は、わずか1試合で終わってしまった。徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は25日に2回戦を行い、神村学園(鹿児島)は0-2で履正社(大阪)に敗れて初戦敗退となった。
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名門・帝京、青森山田を破り15年ぶり全国16強 殊勲の主将「これが下から這い出た力」
2022.07.25徳島県で開催されている全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は25日に2回戦を行い、帝京(東京)が2-1で前回王者の青森山田(青森)を破って3回戦進出を決めた。主将を務めるMF伊藤聡太(3年)は、価値ある逆転の決勝ゴールを決め「1本、2本と決定的なチャンスを外していたので、これで許してくれという感じ。決めた瞬間は、やってやったぞ、これが下から這い出てきた奴の力だ、という気持ちだった」と笑顔を見せた。
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“太鼓23個”のド迫力応援で圧倒も…PK戦で涙 無念の立正大淞南が誓う冬のリベンジ
2022.07.25全国高校総体(インターハイ)のサッカー男子は24日に徳島県で開幕し、立正大淞南(島根)はPK戦の末に聖和学園(宮城)に敗れて初戦敗退。ド迫力の応援に背中を押されて勝利目前に迫ったが、チームの課題が浮き彫りになる痛恨の失点で追いつかれ、PK戦で涙を呑んだ。
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2得点の市立船橋MF丸山、最後の夏にかける想い 旧友との再会へ「進路は今大会次第」
2022.07.25全国高校総体(インターハイ)サッカー男子は24日に徳島県で開幕し、市立船橋(千葉)は5-1で草津東(滋賀)を破って2回戦に駒を進めた。2得点1アシストの活躍を見せた攻撃的MF丸山侑吾(3年)は、「初戦で、最初はすごく硬さがあったけど、やっていくなかで、自分たちはいけるという自信があった。今日は自分を信じ切ることができました。本当に、この大会にかける思いが強い。進路は今大会次第と思っています」と思い切ったプレーに込めていた気持ちを明かした。
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青森山田が16年ぶりV PK戦突入寸前、決勝弾のDF丸山「足が取れても決める気持ちで」
2021.08.22全国高校総体(インターハイ)のサッカー競技男子は22日にテクノポート福井総合公園スタジアムで決勝戦を行い、延長戦の末に青森山田高校(青森)が2-1の逆転で米子北高校(鳥取)を破り、2005年以来16年ぶり2度目の優勝を飾った。