その他のコラム一覧
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死亡事故きっかけに…高校スポーツの熱中症対策、米国は法制化加速 “お金をつぎ込める学校”は新たな対策も
2025.07.07「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「高校スポーツの熱中症対策」。
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「毎日が最後の日と思って」 金メダル後の1年間、一度は消えた心の火…苦悩の末に見つけた1つの答え――スピードスケート・佐藤綾乃
2025.07.02スピードスケートの女子団体追い抜き(チームパシュート)で、2018年平昌五輪、22年北京五輪と2大会連続のメダルを獲得した佐藤綾乃(ANA)が、「THE ANSWER」のインタビューに応じた。北京五輪後、長年にわたってともに戦った高木姉妹の姉・菜那が現役を退き、妹の美帆は個人のチームを立ち上げた。ナショナルチームに1人残った佐藤。大きく変化する環境に戸惑いながら戦った1年間の苦い経験が、3度目の五輪シーズンに臨むスケーターの心に、真っ赤に燃える火をともしている。(取材・文=長島 恭子、ヘア&メイク=榊 美奈子)
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ハンド強豪国から移籍、初めて知った日本人の温かみ 「地球の裏側」でフレヤ・ハマーが得た財産
2025.07.02ハンドボール・リーグH女子のアランマーレ富山は6月14日、プレーオフ(PO)準決勝で北國ハニービーに24-36で敗れた。今季新加入となったGKフレヤ・ハマーは、世界ランキング3位のデンマークからやってきた28歳。この日もシュート阻止率0.345。日本でプレーすることを「すごく気に入っています!」と笑顔で語った。
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「私はこのチームに必要なのかな」 尾崎佳奈を救ったハンドボール姉弟の絆 涙と笑顔の現役ラストマッチ
2025.06.25ハンドボール・リーグHの熊本ビューストピンディーズは13日、東京・代々木第一体育館で行われたプレーオフ(PO)初戦で香川銀行シラソル香川と対戦。24-27で敗れた。29歳の元日本代表・RW尾崎佳奈にとって現役ラストマッチ。弟でレッドトルネード佐賀に所属するCB尾崎聖との絆に感謝し、「幸せだった」と涙した。
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冬季五輪の新競技「スキーモ」の魅力とは 開幕まで8か月、初の広域開催ミラノ・コルティナ五輪の今――組織委員会・丸山尚子さん
2025.06.12オリンピックの夢を、裏方として実現した元アルペンスキー選手がいる。丸山尚子氏(54)は、来年開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ大会組織委員会の日本人スタッフ。21年に行われた東京大会組織委員会で働き、昨年5月にミラノの組織委員会入りした。開幕まで8カ月と迫った大会準備はこれから本番。初の広域開催となる大会の準備状況、追加競技「SKIMO(スキーモ)」の魅力、そして両親ともにオリンピアンという丸山氏の五輪への思いを聞いた。(前後編の後編、取材・文=荻島 弘一)
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五輪の夢を裏方で叶えた女性アスリート 日本人に少ない「渡り鳥」としてミラノ冬季五輪に尽力――組織委員会・丸山尚子さん
2025.06.12オリンピックの夢を、裏方として実現した元アルペンスキー選手がいる。丸山尚子氏(54)は、来年開催されるミラノ・コルティナダンペッツォ大会組織委員会の日本人スタッフ。21年に行われた東京大会組織委員会で働き、昨年5月にミラノの組織委員会入りした。開幕まで8か月と迫った大会準備はこれから本番。初の広域開催となる大会の準備状況、追加競技「SKIMO(スキーモ)」の魅力、そして両親ともにオリンピアンという丸山氏の五輪への思いを聞いた。(前後編の前編、取材・文=荻島 弘一)
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「こだわりながらもこだわらない」 X Gamesで見せるBMXフラットランド・内野洋平の生き様
2025.06.02アーバンスポーツ界で最高峰と言われる世界大会「X Games」が、今年も6月21、22日に日本へやってくる。2022年の初上陸以来、日本で4度目の開催となる今回の舞台は京セラドーム大阪。参加できるのは、大会から招待状を受け取った選ばれし者のみ。その“Top of the top”の中に名を連ねるのが、BMXフラットランドの第一人者・内野洋平だ。
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子どもがプロになれると思う親はどれだけいる? あまりに甘い夢、期待と課金で不満も…世帯年収で興味深い差が米国で判明
2025.05.31「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「アメリカの保護者の楽観的思考」。
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ジークスター東京「天王山」にホーム最多2150人集結 ほぼ満員で士気UP、ドローでも「見本」の試合に
2025.05.07ハンドボールのリーグH、初代王者を目指す強豪同士の熱闘がスタンドを埋めたファンを沸かせた。6日にジークスター東京のホーム、アリーナ立川立飛で行われたのは、勝った方が首位に立つブレイヴキングス刈谷との「天王山」。両チームの意地がぶつかり合った激闘に、ジークのホーム戦で過去最多の2150人が酔った。
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米国にも「お茶当番」に似た仕事が…子どものスポーツ、日本だけじゃない親の労力的負担 「61.6%」の中身とは
2025.04.24「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「子どものスポーツにおける親の負担」。
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無敗チームが急失速…ジークスター東京、4月大苦戦の裏側 寄せ集めのスター軍団を待つ壁【ハンドボール・リーグH】
2025.04.22男子ハンドボールのスター軍団、ジークスター東京が迷走している。今季スタートしたリーグH初代王者を目指すジークスターは昨年9月の開幕から無敗の快進撃で首位を独走していたが、4月に入って急ブレーキ。19日にホームで福井永平寺ブルーサンダーに敗れ、20日にはブレイヴキングス刈谷に抜かれて首位の座からも陥落した。日本代表経験者をズラリと並べたスター軍団に、何が起きたのか。
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聞こえなくても届く声援「力になった」 認知度向上へ、デフハンドボール日本代表の大きな夢
2025.04.20「デフハンドボール」のエキシビションマッチが19日、東京・墨田区のひがしんアリーナで行われた。今年11月に東京などで行われる聴覚障がい者の国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」を目指す男子日本代表が、都立小岩高と20分ハーフで対戦。12-19で敗れたものの、初めての「大舞台」で貴重な経験をし、ハンドボールにも「デフ日本代表」があることをアピールした。
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五輪で人気種目も…銃社会アメリカ、校内乱射事件と高校射撃部 難しい「防止」と「活動」の両立
2025.02.28「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「銃社会、校内乱射事件と高校射撃部」。
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報道陣激減、ロス五輪は非実施でも…「ブレイキンは変わらない」と言い切った意味 復活のカギは“ポスト・バッハ”
2025.02.20ブレイキンの全日本選手権が15、16日に東京・渋谷のNHKホールで行われた。パリ五輪での実施が確実になった後の19年11月に第1回が行われ、これが6回目。次回28年ロサンゼルス五輪では実施されないことが決まっているため、初の「五輪を控えない全日本」だった。
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Team Seikoに加わった底知れぬ才能 飯村一輝、21歳「一瞬の駆け引きの連続だからフェンシングは面白い」(Seiko HEART BEAT Magazineへ)
2025.02.132024年夏、フランスで開催された世界大会で、ニッポン・フェンシングが躍進した。フルーレ、エペ、サーブルの3種目で、出場国最多5個(金2個、銀1個、銅2個)のメダルを獲得。なかでも、日本に歓喜と興奮をもたらした男子フルーレ団体金メダルメンバーの一人である飯村一輝がこのほど、Team Seikoに加入した。
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初の首都圏開催でチケット完売、協賛企業も倍増した日本選手権 カーリング界の「大冒険」が成功した3つの要因
2025.02.11カーリングの日本選手権が9日まで神奈川・横浜BUNTAIで行われ、女子はフォルティウスが3年ぶり3回目、男子はSC軽井沢クラブが2年ぶり11回目の優勝を果たした。ともに9月に行われる五輪日本代表候補決定戦に進んだ。初めてとなる首都圏開催となったが、「氷」「観客」「資金」の3つの課題をクリアし、大会実行委員長の酒巻智氏も「成功と言っていい」と振り返った。(取材・文=荻島 弘一)
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女子高生から30代まで、日本代表を一つにした“魔法の4文字” 向き合う2つの難題…五輪出場で全てを変える【アイスホッケー】
2025.02.06五輪4大会連続出場を目指すアイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」は6日から、来年2月にイタリアで行われるミラノ・コルティナ五輪の出場権を懸けた最終予選を北海道苫小牧市で戦う。ここから本戦出場をつかめるのは、日本、フランス、ポーランド、中国の4か国で行うリーグ戦を制した1か国だけだ。日本は急激なチーム若返り、強化費の大幅削減という荒波の中で集まった23選手がこの舞台に臨む。とりわけ難しかったのが、17才の高校生から、代表の歴史をつくってきたベテランまで。ゆうに一回り以上の年齢差がある集団をどう一つにするか。主将の悩みを解決した「ツール」に迫った。
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「待遇改善など考えないと」 新生ハンド代表が厳しい船出、求められる時代の流れに乗った改革
2025.02.02ハンドボールの男子日本代表が、2028年ロサンゼルス五輪に向けて厳しいスタートを切った。トニー・ジローナ新監督率いる新生「彗星ジャパン」が1月31日、世界選手権の行われた欧州から帰国。パリ五輪代表から大きくメンバーを入れ替えた新しいチームが世界に挑んだが、目標を下回る32チーム中28位という結果に終わった。