野球のコラム一覧
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赤字6708億円の中で…16年ぶり復活の日産野球部「さんざん言われているのは知っています」 主将と監督が感じる現実「会社の人たちは…」
2025.06.30昨年度の最終赤字が6708億円に達するなど、深刻な経営危機に陥っている日産自動車は今年、2009年を最後に休部していた野球部を16年ぶりに復活させた。人員削減や工場閉鎖の計画が報じられるたびに、部の活動には批判的な声も上がる。その中でチームは7月2日から、社会人野球の最高峰・都市対抗予選に復活後初めて挑む。自分たちが置かれた状況をどう考え、何を目指して戦うのか。石毛大地主将と伊藤祐樹監督に、企業スポーツの現在地を聞いた。
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【高校野球】横浜高を倒した県立高校生のいま 日産自動車・石毛大地が再び狙う下剋上、最後の夏に学んだ鉄則「キレイに勝つより…」
2025.06.302019年の夏、高校野球では全国有数の激戦区・神奈川で、歴史に残る“下剋上”が起きた。偏差値67の県立進学校・相模原が、甲子園常連校の横浜を倒したのだ。当時の相模原ナインで、今も野球を続ける選手はただ一人。今季から16年ぶりに復活した日産自動車の野球部で、主将となった石毛大地外野手だ。忘れられない夏の思い出と、再び強敵に勝つために必要なことを聞いた。
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球場看板直撃弾で「サイトが落ちちゃって…」 Xフォロワー8割増、群馬の会社の“中の人”が明かす大バズりの裏側
2025.06.18プロ野球選手がお立ち台で発した「おねだり」が企業を動かし、一大ムーブメントに発展する珍事があった。群馬県に本社を置き、中古工作機械の販売や買取を行う「株式会社 小林機械」が京セラドームに出している広告を10日、オリックスの杉本裕太郎外野手が放った特大ホームランが直撃。Xで話題になり、あっという間に杉本へ賞金100万円が贈られると決まった。起こしたくても起こせない大バズりの裏で、同社Xの“中の人”はどう動いたのか。
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号泣のドラフト指名漏れから3年、韓国21歳が日本で掴んだ大チャンス 打率.156でも…買われた2軍球団での“経験”
2025.06.12プロ野球の2軍ウエスタン・リーグに参加して2年目のくふうハヤテから、新たなステップアップの道が開けた。今季新加入し、チーム唯一の外国人選手として在籍していたチャン・ヒョンジン(張賢眞)内野手が12日付けで退団し、母国韓国のSSGランダーズに入団すると発表したのだ。「めちゃくちゃ泣きました」というドラフト指名漏れから3年、念願の舞台の入り口に立てた裏側では“2軍球団”でしか出来ない経験がスカウトからの高評価を得る要因となった。
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アスリートへの「遊ぶ暇あるなら練習しろ」批判どう思う? “大谷アート”で話題、達人級に立体パズルを極めるド軍左腕に聞いてみた
2025.06.12「THE ANSWER」はこのほどメジャーリーグに編集部記者を派遣し、昨季ワールドシリーズを制して世界一に輝いたドジャースを中心に世界最高峰の舞台に密着。「スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト」として普段発信しているスポーツと社会のさまざまな課題、ジュニア育成や進路選び、保護者や監督・コーチの指導のヒント……など「THE ANSWER」のサイトコンセプトに照らしたテーマを、MLBを通して短期連載で発信する。第9回は「アスリートと趣味の時間」。ドジャースのルーキー、26歳のジャック・ドライヤー投手は立体パズル「ルービックキューブ」の達人として知られる。1200個ものキューブを使って大谷翔平投手のモザイクアートを完成させたことも話題に。日本では時に「遊んでいる暇があるなら練習しろ」といった声が上がるが、一人のアスリートとして息抜きの時間をどう捉えているのか。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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2軍でタイトル獲っても…ドラフト呼ばれず「もうダメかと」 今季も新記録ペース、オイシックスの守護神が前を向けたワケ
2025.06.11プロ野球の2軍、イースタン・リーグに参加して2年目のオイシックスには不動の守護神がいる。昨季、20セーブでタイトルを獲得した上村知輝投手だ。ただ秋のドラフト会議ではNPB12球団に名前を呼ばれなかった。悔しい指名漏れで「もうダメかと思っていた」ところから現役続行を決意した理由、今季もリーグ新記録ペースでセーブを積み重ねる裏側を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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野球界にとどまらない長嶋茂雄さんの功績 “野球なき時代”から五輪に情熱、知られざる「日本トライアスロンの父」の顔
2025.06.04プロ野球の巨人で選手、監督として活躍し、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋茂雄さんが3日、肺炎のため、都内の病院で死去した。89歳だった。野球界に偉大な足跡を残したミスターだが、功績は野球界のみならずスポーツ界に及んでいる。日刊スポーツ記者として、オリンピック競技を中心に昭和、平成、令和と長年に渡って幅広くスポーツの現場を取材した荻島弘一氏が「ミスターが愛したオリンピック」について記す。
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指名漏れの痛みは世界共通「めちゃくちゃ泣きました。終わった…と」 韓国から2軍球団入りの21歳が感じた日本の「強さ」
2025.06.04プロ野球の2軍、ウエスタン・リーグに参加しているくふうハヤテには、1人だけ外国人選手がいる。韓国出身で、独立リーグの徳島を経て今季入団したチャン・ヒョンジン(張賢眞)内野手だ。ソウル高校を卒業してすぐ日本球界に飛び込み3年目。両国の違いなど、若い世代が見て感じた「リアル」を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「韓国では誰もしません」女子野球のエースが“感服”した日本流 世界のレジェンドに憧れ来日のワケ「道を作る人に」
2025.06.02世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が発表する野球の世界ランキングで、日本女子は1位を守り続けている。昨年もワールドカップ7連覇を達成した“女子野球大国”だ。そこに10位の韓国から挑戦してきた選手がいる。代表のエース右腕、キム・ラギョン投手は今季から埼玉西武ライオンズレディースに加入。2度目となる日本挑戦の目的や、学んだことを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「もしかしたらラストかも」 巨人ドラ2が“2軍球団”へのレンタルで飛躍 山田龍聖の2か月半「チャンスでしかない」
2025.05.29プロ野球の2軍、ウエスタン・リーグに参加して2年目のくふうハヤテで、エース格の働きを見せている左腕がいる。24歳の山田龍聖投手は6月末までの予定で巨人から派遣され、9試合に先発し2勝2敗、防御率1.79(29日現在)という好成績だ。ドラフト2位でJR東日本から入団して4年目、変わるきっかけはどこにあったのか。史上2人目となる2軍球団への“レンタル”で感じていることを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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記者席に届かなかった山本由伸7回0封の絶叫 かき消した大歓声、指揮官の笑みに透けた「エース」の証し
2025.05.22米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は20日(日本時間21日)、本拠地ダイヤモンドバックス戦に今季10度目の先発登板。渡米後最多の110球を投げて7回1安打無失点、9奪三振の好投を披露した。9回に追いつかれたため6勝目はならなかったものの、ドジャースは延長10回の末に4-3のサヨナラ勝ち。防御率はリーグ2位の1.86となった。指揮官も唸る気迫の投球で、名実ともに「エース」としての信頼を勝ち獲った。
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大学で消えかけた甲子園右腕が“2軍球団”で復活 リーグトップ5勝&42Kの秘密…アナログで積み上げる「原点」
2025.05.09大学野球で目立った実績を残せなかった右腕が、プロ野球の2軍イースタン・リーグで最多勝、最多奪三振の2冠を走っている。オイシックスの能登嵩都投手は今季2年目。NPB12球団からのドラフト指名を目指し腕を振り続ける。変身とも言えるほど順調なスタートを切れた裏には、2軍球団で見つけた自信の「原点」があった。
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2軍首位打者でもドラフトかからず「いらない選手だったんです」 オイシックス知念大成、規格外の“相棒”で狙う大変身
2025.04.29プロ野球の2軍イースタン・リーグに参加しているオイシックスは、1年目の昨季いきなりタイトルホルダーを輩出した。2軍ではすでに上位の力があるという“証し”でもあったが、NPB球団からのドラフト指名には届かなかった。指名漏れした選手は何を感じ、今季に挑んでいるのか。首位打者と最多安打の2冠に輝いた知念大成外野手に聞いた。(数字は4月28日現在)
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巨人退団から3年、陽岱鋼の頭にある“退き時” 38歳が挑戦続ける理由「時間が足りない」明かした将来の夢
2025.04.04異国で歩み続けたプロ人生が、ついに20年目を迎える。台湾出身の陽岱綱外野手は、今季もNPBの2軍イースタン・リーグに参加するオイシックスでプレーする。昨秋には、12球団合同トライアウトの場に突然現れファンを驚かせた。さらにこの春は、初めて坂本勇人内野手(巨人)との自主トレを敢行。38歳になった今も、新たなことに挑み続ける理由を教えてくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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韓国プロ野球チームが選手に突き付ける“日本との差” 成長促す宮崎での日々「まず己を知って…」
2025.03.26韓国のプロ野球は、日本より一足早く22日に開幕した。そこで戦う10球団のうち8球団は、日本で春季キャンプを張っている。さらに、3月2日まで宮崎県内で行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」には斗山ベアーズとロッテ・ジャイアンツが参加。パ・リーグ4球団と熱戦を繰り広げた。韓国の球団が日本へ向かう狙いはどこにあるのか。(取材協力・パシフィックリーグマーケティング株式会社)
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ドジャース劇的HRで実況席に36年越しのドラマ 「あの瞬間、全て重なった」2秒で口を突いた伝説
2025.03.2619日まで東京ドームで行われた米大リーグの「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」はドジャースがカブスに2連勝して幕を閉じた。「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに現地で直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。
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球場でのSNS発信もロボット審判も大貢献 韓国プロ野球が人気急上昇のワケ…史上初1000万人動員の裏側
2025.03.26日本、韓国、台湾とアジアのプロ野球が観客動員を伸ばしている。韓国では昨季レギュラーシーズンに計1088万7705人を動員し、史上初の1000万人超えを果たした。今季も22日の開幕戦から各球場は大盛況だ。チアガールをはじめとした応援の人気が高まる一方で、他にも観客動員の伸びに貢献しているとみられる要素があるという。現場の見方を聞いた。(取材協力・パシフィックリーグマーケティング株式会社)
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「いくら大谷でもあり得ない」 想像を超えた伝説の夜、ドジャース実況が直撃取材で明かした裏話
2025.03.2419日まで東京ドームで行われた米大リーグの「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」はドジャースがカブスに2連勝して幕を閉じた。「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに現地で直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。