野球のコラム一覧
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超難関・上智大にいた153km右腕 インスタのヒントで超進化…大学初のNPB入りへ「育成でもなんでも」
2025.10.15プロ野球のドラフト会議が23日に行われる。早慶に並ぶ超難関私大として知られ、国際色豊かな教育が特色の上智大から志望届を提出した投手がいる。最速153キロ右腕の正木悠馬投手は、東都大学リーグ3部のチームからなぜ異色の選択をしたのか。就職活動を早々にやめてまで野球一本にかけた理由と、高校時代を米国で過ごした影響を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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ドラ1候補の隣にいた隠しダマ…無名の193cm右腕は「化けますよ」 山崎太陽に当てはまる球界の“トレンド”
2025.10.1423日のプロ野球ドラフト会議で目玉として、複数球団の1位指名が有力と見られているのが大学ジャパンの主砲、立石正広内野手だ。そして同じ創価大には、各球団のスカウトが「あれは化けますよ」と口を揃える未完の大器がいる。山崎太陽投手は身長193センチ、手のひらが24センチ、靴のサイズが30センチという日本人離れした体格の右腕。そして近年の球界トレンドにも、ピッタリ合う存在だ。(取材・文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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2軍首位打者なのに“指名漏れ”…HR倍増&打点王で再挑戦、知念大成が追う「究極のスタイル」
2025.10.04プロ野球の2軍イースタン・リーグは9月28日で今季の全日程を終えた。参加2年目のオイシックスからは知念大成外野手が初の打点王に輝き、昨季の首位打者に続くタイトル獲得を果たした。ただ昨年はその後、肝心のNPBドラフトで名前を呼ばれなかった。原因を考え抜き、モデルチェンジを期して戦った今季、何を残せたのか。本人の言葉で語ってもらった。
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巨額赤字の日産自動車、社長が復活野球部に伝えた「次のシーズンは…」 日本独特の企業スポーツが生む“価値”
2025.10.03巨額の赤字を抱え経営再建中の日産自動車は、2009年に休部した野球部を16年ぶりに復活させた。9月には夏の都市対抗と並ぶ全国大会の日本選手権予選を戦い、28日の代表決定戦まで進出したもののホンダに1-7で完敗。夏と同じく“あと1勝”に泣いた。試合には、イヴァン・エスピノーサ社長兼最高経営責任者(CEO)が姿を見せ、スタンドで熱心に応援する場面も。経営が厳しい中、トップが口にした「次のシーズン」という言葉に、チームは何を感じたのか。(取材・文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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「自分、青かったんです」戦力外通告から6年“史上最高の主将”が抱える後悔 コーチとして伝えたいこと「クビって言われれば…」
2025.10.01プロ野球・西武の1軍で内野守備・走塁コーチを務める大引啓次氏は、2019年にヤクルトで現役引退した後、今季6季ぶりにプロ野球の現場へ復帰した。この間は日体大の大学院で修士号を取得し、米大リーグにも目を向けるなど「学び直し」に時間を費やした。初めて飛び込んだプロ野球指導者の世界で、何を感じているのか。
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2軍球団のドラフト候補が手に入れた“最速153km” 26歳でも球速は上げられる…配置転換で劇的変化「毎月1kmずつ…」
2025.09.2510月23日のプロ野球ドラフト会議まで、あと1か月ほどとなった。2軍イースタン・リーグに参加して2年目のオイシックスからも、複数の指名候補が最後の追い込みにかける。夏に大変身を見せたのが、左腕の牧野憲伸投手。昨季は先発の柱として投げていたが、今夏は最速153キロの剛腕リリーバーに変身した。大変身の裏側を聞いた。
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2軍球団から唯一の育成指名→1軍勝利 驚きの成功物語が“相棒”にくれた自信…ドラフト指名へ数字より大切なこと
2025.09.2310月23日のプロ野球ドラフト会議まで、あと1か月ほどとなった。2軍イースタン・リーグに参加して2年目のオイシックスからも、複数の指名候補が最後の追い込みにかける。昨秋のドラフトで、ここからヤクルト入りした下川隼佑投手が、8月31日に1軍初勝利を挙げた。選手と周囲の見方に与える影響とは。(数字は9月22日現在)
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韓国17歳「私は大谷選手とスタイルが違う」 遊撃&151キロ、才能豊かな二刀流は“別の道”模索【U-18W杯】
2025.09.12野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開催中だ。上位6か国によるスーパーラウンドに進んだ韓国代表で、遊撃を守る17歳のオム・ジュンサンは、最速151キロ右腕という顔もある二刀流。今後の野球人生にどのようなプランを持っているのか聞いた。
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日本の練習に仰天「こんなにピリピリ…」 台湾支える“日本育ち”の通訳&ブルペン捕手の二刀流【U-18W杯】
2025.09.12野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開催中だ。上位6か国によるスーパーラウンドに進んだ台湾代表に“日本野球育ち”の二刀流スタッフがいる。150キロに迫る剛球を投げる強力投手陣の調整を助け、通訳までこなすマルチな働きを追った。
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韓国左腕、食堂で日本選手と野球談議「僕から声をかけた」「態度を学びたい」 衝撃は1番打者【U-18W杯】
2025.09.12野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開催中だ。11日からは上位6か国によるスーパーラウンドが始まった。A組からは日本と韓国、プエルトリコが世界一への権利を手にしている。開幕後、宿舎では各国の選手たちが交流する場面も。韓国代表の左腕パク・ジュンソン投手が、食事会場で声をかけた日本人投手とは。
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日本ドラ1候補に韓国衝撃「見えなかった。速すぎて…」 154km死球の打者「運もないと打てない」【U-18W杯】
2025.09.11野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで開催中だ。注目された6日の日韓戦は、日本が4-2で勝利。この試合で、石垣元気投手(健大高崎3年)の剛速球を体に受けた韓国選手がいる。ドラフト1位候補のボールは、いったいどう見えたのか教えてくれた。
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台湾ベンチで発見、日本撃破の先輩マネた「ラッキーアイテム」 世界一で高校球界にも変化【野球U-18W杯】
2025.09.09野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」は8日、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などでオープニングラウンドの4日目を行い、台湾代表はオーストラリアを10-2で下して通算成績を3勝1敗とした。今大会も台湾のベンチには活気があふれる。昨秋のプレミア12で、日本を倒して優勝した先輩たちの“縁起物”を受け継いでいるのだ。
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キューバの危機救うSBモイネロの善行「模範です」 バットに日本人の名前が並ぶ理由「とても感謝」【U-18W杯】
2025.09.09野球の国際大会「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18野球ワールドカップ」が、沖縄県那覇市の沖縄セルラースタジアム那覇などで行われている。ここで前身大会を含め、史上最多の11度の優勝を誇るのが野球大国キューバだ。ただ近年はある“危機”に見舞われている。そこを救うのが、リバン・モイネロ投手をはじめとしたプロ野球ソフトバンクの選手たちの支えだという。
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“大谷翔平世代”の元プロ2人が社会人野球で激突 31歳、北條史也と武田健吾が出会った新たな世界「引っ張るというより…」
2025.08.30社会人野球の頂点を争う都市対抗野球が28日、東京ドームで開幕した。開幕戦で激突したのは1994年生まれ、いわゆる“大谷翔平世代”の元プロ野球選手2人。三菱重工Eastの武田健吾外野手(元オリックス、中日)と、NTT西日本の北條史也内野手(三菱重工Westから補強、元阪神)だ。プロの世界を離れて4年目の武田と、2年目の北條。31歳の現在地を追った。
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野球チェコ代表が日本の高校生に受けた衝撃「練習がすごくて…」 感じた強み「米国とは全然違う」
2025.08.302023年に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の際、日本国内で大きな話題となったのがチェコ代表だ。プロ野球のロッテはその後も、キャンプにコーチを招くなど交流を続けている。今年8月には、代表歴もあるマルティン・カラーベク外野手が来日。10日に始球式が予定されていたオリックス戦は雨天中止となったものの「THE ANSWER」のインタビューに応じ、両国の野球について語ってくれた。
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日本では未出現の「親子ドラフト1位」 西武ネビンを伸ばした父の方針「野球で成功しなくても…」
2025.08.27今季プロ野球の西武入りし、5月にはパ・リーグの月間MVPを獲得したタイラー・ネビン内野手は、親子そろって大リーグのドラフト1巡目指名を受けている。父は、エンゼルス時代の大谷翔平投手の監督としても知られるフィル・ネビン氏だ。日本ではいまだない「親子ドラ1」はどのようにして生まれたのか。父からの影響や、学んだことを聞いた。
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154km投げても…ドラフト指名は「昨年であきらめました」 31歳が立つ現実、平間凜太郎が目指す“超二流”の道
2025.08.27プロ野球からドラフト指名を受けるために、実力以外に必要なものがある。「縁」や「運」だ。独立リーグの高知で投げる平間凜太郎投手は今年31歳。8月に自己最速に並ぶ154キロを叩き出し、唯一無二の魔球“ナイアガラカーブ”も持つが、昨年を区切りにNPBからのドラフト指名は「あきらめた」という。ただこれは、プロ野球選手であるのをやめるという意味ではない。思い描く進路は、どこを向いているのか。価値観が変わったという経験を教えてくれた。
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「正直、絶対にいけると」防御率0.48の育成右腕が受けた“移籍通告” 初のレンタルで見た落差「居酒屋しか…」
2025.08.26プロ野球の戦力補強期限となる7月31日は、多くの関係者の心を揺さぶる。今年、2軍で防御率0.48という圧倒的な成績を残していたソフトバンクの育成右腕に、支配下昇格の吉報は届かなかった。そして告げられたのが、イースタン・リーグに参加して2年目のオイシックスへの“レンタル移籍”だ。宮里優吾投手が経験した落差と、そこで磨かれる能力とは。